両親から受け継いだもの

2018年12月3日

世間体を気にせず、好きなことに一生懸命になる性格は、亡き母親の影響が大きいかもしれない。そして政治や宗教など社会に対する考え方は、父親と似ている。
父親は何年もの間、戦時中にスパイ容疑をかけられ不幸になった方のために活動し、それは現在も続いている。そして最近は、従軍看護婦だった方のもとへ通い続け、一冊の本を書きあげた。一人暮らしでの自炊、洗濯、ゴミ出しなど普段の生活のなか、電車に乗り継ぎ従軍看護婦だった方に会いに行き、時には資料集め、相当な時間をパソコンの前で費やしたに違いない。自費出版してまでも世に伝えたいという気持ちは並々ならないものなのであろう。
この本に興味がある方は以下のメールアドレスに連絡してみてください。
tyamanoi78@ybb.ne.jp

35年後、仮に僕が父親の年齢の86歳まで生きていたとしたら、相変わらず山に登り岩にしがみ付いているだろうか。
ちなみに、僕が中学生のときの父親との争いも書かれていた、米国の「アルピニスト」翻訳文が「ロック&スノー82号」に載っているそうです。

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