半世紀以上にわたり、グラウンドに1本のラインを引き続けてきたエバニューのライン引。
様々な環境の変化に対応し、その時代にあったラインをグラウンドに描いてきました。
脇役としてスポーツシーンを支えてきた名機を歴史とともにご紹介して参ります。
2022 ライン引SLミニ 待望の超小型が新登場!
満タン時重量6kg(既存小型モデル11.1kgの約半分)
ちょっと使いたい時に(満タンで引ける距離100m)
カラーパウダー用に(各色専用で使う)
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フル開閉で濃いラインが100m
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中間を選択なら200m引ける
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クローズすれば粉は出ません
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ゴムタイヤ&ゴムブラシ採用
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幼稚園や保育園での
使用にちょうどイイ -
既存の小型SL5
との大きさ比較
現存する最古のカタログ 1967
現存する最古の1967年カタログには、どこから粉が出るのかわからない?
斬新なデザインのものや、この時代にライン幅を変えられるものもあった。
当時の開発力の高さが垣間見えます。
中でも2010年まで販売したA型はライン引の原型と呼ばれ、正に半世紀に渡り活躍しました。
懐かしのライン引たち
スーパーライン引 A型
最も売れた1960年代には『ライン引をください』と言えば黙ってA型が届いた。と言っても過言でないほど、どこの学校にもその姿がありました。
取っ手などを除き、本体は改良がなく、その完成度の高さを証明しました。
半世紀以上に渡り愛され続けた名機は、使用する粉が炭酸カルシウムへと移行する中、2009年に惜しまれつつ一般販売を終了し後継機にその役割を託しました。
その“線跡”は現代のライン引に脈々と受け継がれています。
スーパーライン引 4WZ
4輪では難しいと言われた炭酸カルシウム対応の野球用4輪ライン引。1991年発売。
比重が重い炭カルに対して、ナイロンブラシと後輪側から粉を排出する構造で粉詰まりに対応した。
大容量の40kgを積載する4WZは、5cm幅なら1800mものラインが引け、7.6cm幅の野球場も補充することなく、ラインを引くことができるようになった。
その後、姉妹機であるサッカー用の4WSも発売。
7.6cmと5cm幅のライン幅可変機能も備えた20世紀の名機は、2020年に復活を遂げる。
ライン引おすすめ製品
スーパーライン引F5
伝説の名機A型の流れを継ぐ、エバニューライン引のフラッグシップモデル。
チャネルロールブラシが粉を均一に排出し、滑らかで綺麗なラインをグラウンドに描きます。
加えて、現代のニーズに対応するECO機能を搭載。ライン幅はそのままに、粉の排出量を抑えてラインが引ける言わば “経済的ライン引” 目印やすぐにラインを消したい時にも重宝する、エバニューのエース!
スーパーライン引4WT
2002年のワールドカップ日韓大会の翌年に満を持して登場したのが4WT。
For Turfと銘打った芝専用ライン引はサッカー用のライン幅12cmのみの設定。
地上高10cmを確保する大型30cmタイヤがサッカー場の深い芝に対応。
芝上に鮮明なラインを実現する。
ライン引エキスパート
プロフェッショナル仕様それがエキスパート。
真剣勝負のトップレベル向けに開発。
粉の排出量を増やし、より鮮明なラインを実現した。
広いグラウンドでの移動を考慮し、持ち上げなくても移動可能な搬送用補助輪を初めて装備。
プロ野球でも使用され、その実力は折り紙付き。
次世代ライン引の開発
2015年にデビューしたラインビークル。
EVERNEWライン引の基本性能とともに、樹脂製ならではのデザインと使い易さで新風を吹き込みました。
スタイリッシュなデザインと誰もが使い易いハンドル。
ライン引の新しい形を提案しました。
EVERNEW=もっともっと新しく、の願いを込めた創業者岩井新蔵の精神は、ライン引の歴史そのもの。
A型に始まり、プラスチック製・ライン幅可変・粉節約ECOモード。使い勝手や環境など、その時代の求めるものを生み出してきたエバニューのライン引。
エバニューはこれからも、あらゆるスポーツシーンを脇役として支え続けるため、次世代ライン引の開発を続けて参ります。
このサイトでは、懐かしのライン引・おすすめライン引を順次ご紹介して参ります。皆さまのお声を是非お聞かせください。