Text:Kazutoshi Ota Photo:Ryohei Kawamoto
FP mat
ザックに忍ばせられる
コンパクトなマット
エアーマットがその勢力を急拡大させる中、侍のようなストイックなマットが密かに売れ続けています。
あるライターさんは、「エアーマットがマットレスなら、FP matは畳みだねぇ」とおっしゃいました。
まさにそれ!クッション性はほとんどないのですが、確かに寝れるのです。
その理由は、素材の硬さにあります。
なぜなら、地面の凹凸を拾わないので、フラットな空間を作り上げるから。また、テントの外にエアーマットを持ち出して使うには結構勇気がいるのですが、このマットならパンクする心配もありません。気軽にテントの外で寝転がれるんです。
UL系ザックのフレームとしてザックの背中側に収納できるくらいの厚みなので、気持ちの良いスペースにサッと広げて寛ぐなんてことが出来るのもこのマットが支持されている点。
冬場ならエアーマットの下に敷いてブースターとしても使用できます。Under 200gでこれだけ出来るなら、かなり魅力的なのでは?

Trail mat
日本製でリニューアルを果たした
トレイルマット
以前の軽さは無くなりましたが、その代わりに手に入れたのは丈夫さと快適さ。
「FP mat」譲りの適度な硬さは地面の凹凸を拾わないので、快適に寝ることが出来ます。
今でも十分軽いと思いますけどね。

XPE Camp mat
キッチリ折りたためるので
スッキリと収まる
折りたたみ式でコンパクトにまとまる全身サイズのクローズドセルマット。
たたみ方を工夫して、枕を作ったり、座布団の様に使ったりできるのもこのマットの特徴です。

折りたたみマット
ザックのサイドポケットにも入れられる
コンパクトなマット
登山での休憩の際、素早く広げて腰を下ろすことができるコンパクトなマット。
小さくまとまるので、普段の旅行やちょっとした外出でも活躍するアイテムです。
