昨年アルパインクラブからシンポジウムの招待状を受け取りました

2002年3月18日 FAX

昨年アルパインクラブからシンポジウムの招待状を受け取りました。
私は昔からスコットランドのクライミングに興味を持ってましたし、それが実現出来そうなので大変な喜びでした(勿論タダでイギリスに行ける)。

3月1日に日本を出発し2日からはシェフィールドでシンポジウムが行われました。
イギリスは勿論、アメリカ、スロベニア、ポーランドなど私を含め7人の登山家が、50分ずつスライドを見せながら自分たちが行ってきたアルパインスタイルについて話をしました。私はいつもどおり緊張はせず、ヘタな英語のわりに見に来ている人々からは楽しめた、感動したと言われ少々良い気分になってしまいました。

さてシンポジウム後、本当の楽しみスコットランドへはクライマーの車でフォートウィリアムスの町まで行きました。
私はそこでの5日間で25歳のイギリス人と3本のルートに挑戦し、2本の6級のグレードがついた300メートルのルートに成功しました。とてもエキサイティングなミックスルートでしたし、有名な嵐にも遭遇しました。特にベンネビスは美しい場所でした。ここからクリスボニントン、ダグスコットが育っているのです。

さて今回の旅の感想としては、多くのフリークライマー、アルパインクライマーがイギリスにはおり、岩そして氷に貪欲に挑戦するのです。このエネルギーは今の日本には感じられないものだし、このエネルギーがあるから昔から素晴らしいクライマーが輩出され素晴らしいスタイルで登れるのだと思いました。一緒に登ったクライマーなどが将来ヒマラヤの氷壁に恐ろしいルートを開くに違いありません。


エバニュー(注)
アルパインクラブとは英国山岳会の事です。彼らはたとえば、日本山岳会(Japan Alpine Club)・米国山岳会(American Alpine Club)というように国名は付けず、世界で最初の山岳会である栄誉から、ただAlpine Clubと名乗っています。

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