群馬県の西上州の一本岩という岩峰に初登頂しました

2007年10月22日

実はグリーンランドのクライミングから帰ってから少しモチベーションが落ちていました。岩も触らなかったし走りもしませんでした。燃焼したわけでもないのに気が抜けた状態でした。ついに僕も終わったかと思ってしまうぐらいです。しかし最近になって俄然登る気になってきたのです。もちろんその理由は解りませんが、暇にまかせ知人の養豚農家に遊びに行ったり、台風の影響で変化してしまった沢を散策し自然の破壊力の凄さを感じたりと、少しいつもと違う行動をしたせいでしょうか。

子豚を含め1000頭近くいる養豚場。迫力満点の親豚。母親にしがみつき乳を吸う子豚。彼らはけして生き方を選択できないし、生きられる時間も短いのでしょう。しかし勝手な思い込みでしょうが懸命さを感じられる光景でした。数日後には動物園に遊びに行きました。個々の体の美しさは十分に眺める価値があったのですが、何故かこちらの生き物の方が抜け殻のような姿にも見えてしまったのは確かです。

川では以前には水の流れで登れなかったボルダーが、台風の影響で砂が堆積し、取り付けるようになった場所などがあります。これを逃したら1年後には登れなくなってしまうかもしれないので、そこで遊んだりしています。また最近では西上州の脆い岩峰でスリルを味わっています。

グリーンランドのビックウォールクライミング関連では11月15日に東京都山岳連盟の関係で報告会?があります。11月18日はNHKのBS-hi(見れる人は少ないかな)で100分ぐらい放送されるそうです。NHKスペシャルは日時は不明です。

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