登山技術

2014年4月28日

最近、登山技術等を一緒に登りながら教えることが多い。それは多分、先月亡くなってしまった友人の事故のことも影響しているのかもしれません。今まで積極的に教えた事はありません。なぜならば独学に近い形でレベルを上げていった僕は、教科書とは若干違う技術で登っていたので、それを他の人に伝えることに疑問を持っていたからです。それでも40年近く、小さな山や岩を含めると2500回以上登りに出かけ、いくつかの危険な場面に遭遇しながらも、家に帰っています。昔から僕のことを知っている知人は「今まで生き残っているのが不思議だ」と言います。山への情熱が普通ではなかったからでしょう。それでも現在も目標を持ちながら山や岩を毎週のように楽しんでいられるのは、言葉で明確に表すのは難しいですが、多くの経験から学んだ知識や心構えのようなものは持っているのかもしれません。それらを不特定多数の人には伝えることは出来ませんが、所属しているクラブの人やその仲間などには、機会があれば僕の持っているもので良ければ教えたいと思っています。

また最近、今までどのような点を注意しながら登り、どのようなトレーニングを日常行いながら山に向かっていったかを文章にしています。感覚的なものも多いので難しい作業ではありますが、毎日どうせ暇なので、少しずつ書いています。

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