うす暗いクラック

2015年1月30日

この1ヶ月は、南アルプスの仙丈ヶ岳や甲斐駒ケ岳付近のアイスルートに向かっては多くの雪に苦戦している。それでも昔ほどの馬力は無いものの、身に付けた誤魔化しテクニック?で深雪を前進している。

岩では、ヘッドライトが必要なくらい、うす暗いワイドクラックを登った際に、近くで洞穴のような、さらに暗い岩を見つけた。
そこで面白いルートを開拓した。


その岩は技術的には易しいものの、僅かな光が差し込む地上へ抜け出す間際で、小さな穴を通過しなければならない。身体のサイズが大きければ、どんなに努力しても通り抜けるのは不可能だろう。途中で胸や腰が挟まってしまったら、地震が起きたらなどの不安も克服しなければならない。これはクライミングというよりもケービングに近いか。 このルートは体形によっては初心者が登れるのに、トップクライマーが諦めなければならない珍しいルートかもしれない。

暗さの話の続きに。自宅の奥の部屋は日中も陽が入らないので、鏡の利用を考えた。暖かみはあまり感じられないものの、部屋が明るくなった。現在もっと大きな鏡が何処かに落ちていないか探している。

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